跳ね馬フェラーリあれこれ
ここではDUALのオーナーである、「トシロー」さんに語ってもらいます。不定期更新というかたちでUPしていきます。その都度テーマを選んで更新します。今回は用語と主な車種別解説です。
はじめまして、TOSHIROです。
フェラーリに関して私なりに毎回テーマを決めて書こうと思っております。私よりももっと詳しい方も多くいらっしゃるかとは思いますがその辺はどうぞご勘弁くださいませ。まずは私とフェラーリとの出会いについて簡単に・・・。多数の人がそうであるようにありきたりですが小学生の時に旋風が巻き起こった《スーパーカーブーム》・・・それです! 当時はスーパーカーの代名詞がカウンタックLP500S・・・真っ赤なランボでした。でもなぜかライバル視されていたフェラーリのBBに魅力を感じるのでした・・・(でもカウンタックもミウラ、イオタもすきでしたが…)カウンタックの派手派手なルックスに度肝を抜かれましたがフェラーリには子供心に本物感を感じて…といってもBBも十分派手でしたが。派手な中に気品みたいなものを感じたのは確かです。私の個人的な趣味ですが好きなフェラーリは328GTS、512BB、デイトナの初期モデル、456といったところでしょうか〜若干地味目がいいのです。皆様にもそれぞれお好きなフェラーリがあるかと思います。実車は1台だけでも高価でなかなか容易には手に入れることは難しいですがミニカーなら複数台お好きなだけ手に入れる事は可能ですよね。乗ることはできませんが穴のあく程眺めて、思いを馳せて、そのスタイルを堪能してくださいね。

では用語、車種解説を書きましたので興味のある方は見てみてください。


主なフェラーリの用語


エンツォフェラーリ
フェラーリの創始者、1988年8月没(享年90歳)
20代のはじめアルファ・ロメオに属し、レーシングドライバーとして活躍したが、健康上の理由から引退。その後アルファのチーム監督となり同社の黄金時代を築き上げます

1929年 フェラーリ社として工房をモデナに設立、当初はアルファのレースカーのセットアップを専門に行っていました。
1943年 モデナからマラネロに工場を移転。
1947年 記念すべきフェラーリ1号車、「125スポーツ」を世に送り出します。
1951年 アルファにレースで勝利!名セリフ「私は母親を殺してしまった・・・」 
そして・・・レースの王者、フェラーリの誕生です
スポーツカーの真骨頂、フェラーリについては多くはここでは語りません、なぜならフェラーリ誕生以来、レースの歴史=フェラーリの歴史なのですから。



ディーノ
エンツォの息子。早すぎる死を悲しみ愛する息子の名をつけた車を販売したのはあまりにも有名な話です。


ティフォシ
フェラーリの熱狂的なファンの総称、レースにおいてはフェラーリの応援で騒ぎスタンドを赤く染め、勝てばスタンドから飛び降り表彰台を取り囲むほどです。


跳ね馬
シンボルマークの「跳ね馬」は第一次世界大戦の空の撃墜王であったバラッカ中尉が愛機につけていた紋章を母親である伯爵夫人からエンツォが譲り受けたとされています。そしてこのバラッカ中尉の紋章は実は戦争中撃墜した敵機の紋章を「撃墜勝利記念」として失敬したものだそうです。撃墜されたパイロットはドイツ、シュツットガルト出身でその市の紋章が跳ね馬だったのです。ちなみにシュツットガルト市に本社を置くポルシェのエンブレムもこのシュツットガルト市の紋章をデザイン化したものだそうです。

跳ね馬ピニンファリーナ
現在のフェラーリのボディーデザインを行っている会社です。

跳ね馬フェラリスタ
フェラーリをこよなく愛する人々。紳士的でフェラーリを崇拝し共に生きる人々です。


跳ね馬クアトロバルボーレ
イタリア語で4バルブのこと。1気筒あたりの数で、現在は当たり前のような4バルブであるがその当時は超高性能車の証でした。


跳ね馬ベルリネッタボクサー(BB)
512系のフェラーリの総称。ベルリネッタとはイタリア語でクーペを指します。ボクサーは水平対抗エンジンのことで、つまり、水平対抗エンジンを積んだクーペと言う意味になります。



主な車種別解説


12気筒シリー

125S
1947年 FRエンジン縦置 1497cc 72hp
フェラーリの名を冠した最初の記念すべきレースカー。

ランチャ・フェラーリ D50
1955年 FRエンジン 90°V8 2480cc 270hp 
1955年、メルセデスに敗れたランチャは、 財政的な理由からレース活動より撤退。一方フェラーリもレース活動資金難で当時のフィアットがランチヤのGPマシン「D50」とそのレース活動に必要な装備一式を買い上げてフェラーリに提供。そして 翌56年、全7戦の内5戦に優勝することができ、チャンピオンを獲得した。 57年は内外装一新し、V8エンジンも改良が加えられ、その結果出カは280hp/9000rpmに高められたが1勝もできなかったl


250GT
1954年 FRエンジン縦置 2953cc 200hp
新設計Egによりフェラーリの名を不動の物にした名車。

275GTB
1966年 FRエンジン縦置 3286cc 300hp
打倒フェラーリを旗印に登場したランボルギーニ・ミウラに対抗すべくDOHC化したEgを搭載した。

365デイトナ
1968年 FRエンジン縦置 4390cc 352hp
ランボルギーニを凌駕すべく登場したクルマ。デビュー前の1967年、デイトナ24hレースでフェラーリが1-2-3フィニッシュを飾ったため『デイトナ』と呼ばれる。フロントに納まる4.4L-V12DOHC-Egは352hpを絞りだし最高速度は280km/hに達する。

365GT4/BB
1973年 MRエンジン縦置 4390cc 380hp
水冷V型12気筒DOHCエンジンをミッド(中心)に置くフェラーリとしては初めてのロードモデルで、最高出力380馬力・最高速度302km/hを発生させた。約半年前に発表されたカウンタックLP400より2km/h速くそれは当時の世界最速であった。

512BB
1976年 MRエンジン縦置 4942cc 360hp
70年代の代表作。この頃からアメリカの排ガス規制対策が採られている。
365より大排気量化、スペックダウンの理由はアメリカ輸出の為であった。


テスタロッサ
1984年 MRエンジン縦置 4942cc 390hp
ピニンファリーナによる優雅なデザインがその後の多くのデザイナーに影響を与えた。80年代の代表作。


512TR
1991年 MRエンジン縦置 4942cc 428hp
テスタロッサにF-1テクノロジーを注ぎ込んだUPグレードバージョン。TRとはテスタロッサの意である。

512M
1995年 MRエンジン縦置 4942cc 432hp
512TRが更にが進化したのが512Mである。外観上の違いは固定式ヘッドライトが特徴だ。12気筒MR(ミッドシップリア駆動)としては最後のモデル。

550マラネロ
1996年 FRエンジン縦置 3586cc 375hp
それまでのMRから決別し新たにFRを採用したフェラーリのフラッグシップモデル。
2000年には限定モデルの550バルッケッタ・ピニンファリーナがリリースされた。2002年には電子デバイス制御の575Mへと移行する。


6気筒シリーズ


ディーノ206GT
1966年 MRエンジン縦置 1497cc 180hp
フェラーリのエンブレムを持たない”piccolo FERARI”
ピッコロとは小さいという意味。フェラーリ初のミッドシップとなる。

ディーノ246GT/GTS
1970年 MRエンジン横置 2419cc 195hp
206GTの進化版。GTSはタルガトップ。


8気筒シリーズ


308GTB/GTS
1975年 MRエンジン横置 2927cc 250hp
それまではV型12気筒フェラーリの一歩後ろ側という感じだったものが308の登場により2本柱といっても過言ではなくなった名車。経済的にも貢献した一台。後に4バルブ化された。

328GTB/GTS
1985年 MRエンジン横置 3185cc 270hp
308GTBのモディファイ版。美しいデザインは今もファンの心を魅了する。

348tb/ts
1989年 MRエンジン縦置 3405cc 300hp
328GTBからの後継車。エンツォ亡き後の最初のモデルで、Egは縦置きに変更され風貌はテスタロッサを思わせるスタイルとなる。フェラーリの中にあっては珍しい角型のテールランプを採用している。クローズドのベルリネッタとタルガのGTS、オープンのスパイダーがラインナップされた。

F355
1994年 MRエンジン縦置 3496cc 375hp
348の角型テールから再び丸型テールに戻る。当時、F-1で培われた最新テクノロジーを取り入れた新型。クローズドのベルリネッタとタルガのGTS、オープンのスパイダーがラインナップされた。

F360
1998年 MRエンジン縦置 3586cc 400hp
それまでのセミモノコックからスペースフレームに移行。アルミ合金を多用することにより更なる軽量化に成功、スペック向上に貢献している。2000年にはオープンのスパイダーが追加された。


スペシャルバージョン



250GTO
1962年 FRエンジン縦置 2953cc 290hp
’62〜’64ワールドチャンピオンに輝いたレースの特別仕様車。フェラーリ歴代のうち最高の一台の中に入る、名車であることに疑問の余地はない。


288GTO
1984年 MRエンジン縦置 2855cc 400hp
ベース車は308GTBクワトロバルボーレ。’84当時存在したグループBカテゴリーのレギュレーションに合わせて造られたモデル。308GTBに対しEgは縦置、ドライサンプへ変更しIHI(石川島播磨重工業)製ターボユニットとインタークーラーを装備し、最高出力400hp・最高速度305km/hを絞り出す。が、グループは消滅し活躍することはなかった・・・  

F40
1987年 MRエンジン縦置 2936cc 478hp
創立40アニバーサリーの記念モデルという生い立ち。ベース車はグループB用に開発された288GTOエボルツィオーネ。意外に、V型8気筒DOHC32バルブTWIN-TURBO・Egだというのはあまり知られていないかもしれない。
最高出力478hp

F50
1995年 MRエンジン縦置 4700cc 513hp
同社50アニバーサリーモデルとしてデビュー。’95ジュネーブショーで公開された。
カーボンコンポジット(F-1車体製作と同手法)のモノコックシャーシにリアサスペンションをEgに接合させるなど、テーマは”公道F-1カー”である。

エンツォ
2002年 MRエンジン縦置 5998cc 650hp
F50の後継モデルとしてパリ・ショーで公開された。ピニンファリーナのデザインによるもので随所にF-1のイメージをみてとれ、ミッションは7速を搭載している。



4シーターモデル


456GTーGTA
1994年 FRエンジン縦置 5474cc 442hp
’70代の名車・365GTB4デイトナをモチーフにデザインされた、らしい。
新旧融合のモダンな外観をもつそれは、M/TのGTとA/TのGTAが存在する。


モンディアル〜モンディアル8
1980年 MRエンジン横置 2926cc 214hp
エンツォフェラーリ存命で、まだフィアット100%出資会社になる以前のモンディアル”Mondial”とその後の新生モンディアルの”Mondial 8”に区別される。8の由来は8気筒の意でそれまでは4気筒。ミッドシップ4人乗車という珍しいパッケージングであった。

612スカリエッティー
2004年 FRエンジン縦置 5748cc 540hp
’04デトロイトショーでデビュー。水冷V型12気筒48バルブDOHC−Egは最高出力540hp最大トルク60.0mgmを搾り出す。少々重めの1840kgだがmax315km/hまでもっていく





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